【大阪の指輪修理事例】指輪に彫刻を入れる仕上げ方法

過去に購入したけれども、あまり気に入らなくて今では使っていないような指輪をお持ちではありませんか?そのような指輪には彫刻仕上げをして、生まれ変わらせることをおすすめします。模様を入れる方法には、手彫りやレーザー彫りなど様々な種類があって、それぞれに見える印象が大幅に違います。今回は、立体的に魅せる「手彫り」の仕上げ方法についてお話ししていきます。

手彫りとレーザー彫りのちがい

手彫りは人の手で指輪の表面に凹凸や角度などをつけて細かく調整しながら彫る手法なので、やわらかく表情豊かな模様になります。ただ、人の手で行うため、細かさや正確性には限界があります。これとは逆に、レーザー彫りはかなり細かい模様を正確に入れられ、最初に設計した通りの模様を再現出来ます。そのため、指輪全体に同じ模様を入れたり、細身の指輪に彫り込みたい場合などの用途に向いています。しかし、レーザーは人の手とは違って表面の柔らかさなどを出しにくいため、模様全体のイメージは固い印象となります。 人の手で生み出される手彫りの表現 手彫りの手法では、指輪本体に彫刻刀やヤスリなどを使用し、直接手で彫っていきます。彫る途中で本体をじっくり見ながら造形していくので、彫り込む力加減を変えながら角度や深さなどの調整が可能です。この角度や深さにより、指輪に対して光の反射が生じて模様に表情がつきます。貴金属ならではの美しい光の反射がやわらかい曲線や曲面の表情を生むため、ハワイアンジュエリーのようなデザインが好きな人なら、きっと手彫りの仕上がりに満足出来るでしょう。

立体感を出せるのも手彫りの魅力

手彫りなら、表面から浮き出て見えるような半立体の装飾も可能です。さらに、その近くに深い彫り込みを入れれば、半立体の浮き上がって見える表現がもっと引き立てられて豊かになります。指輪以外の例として身近なものには、コインなどに彫られている模様があります。これも凹凸をつけることで立体感を表現しています。このように、指輪以外の良い例を見習って半立体と深い彫り込みを上手く利用すれば、手彫りが表現出来る幅はさらに広がってゆくでしょう。

彫刻仕上げという選択肢

指輪は壊れた箇所を修理出来るだけでなく、今回のように彫刻仕上げをしてイメージチェンジさせることも可能です。最近では大阪を中心としてジュエリーショップが増えてきていますので、各ショップに相談して、どのような手彫りが可能なのかを調べてみることをおすすめします。家で眠っている指輪をそのままにしておくのはもったいないことです。手彫りで仕上げることで、貴金属特有の美しくやわらかい表情の指輪に大変身させてみてはいかがでしょうか。

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